広島 駅前ひろば お好み焼き

お正月は家でおせちやお雑煮を食べるよね。このマンネリを脱皮しようと外食を思案したら、お好み焼きに行き着いたよ。JR広島駅南口すぐの所、広島フルフォーカスビル６階にひろしまお好み物語・駅前ひろばがあるよ。ここには１５件ほどのお店がフロアに軒をつらねているね。しかも広島風のお好み焼きといってもバリエーションがすごく豊富だから、１ヶ月通っても食べつくせないだろうね。あるお店で焼きあがったばかりの写真を掲載したよ。どの店がおいしいとかめずらしいとかは、グルメガイドなんかにたくさん載っているから書かないけどね。

１月３日１４時ころに行ったんだけれども、家族連れや若者でいっぱいだったね。お休みだから旅行客も多かったんだろうな。客入り状況はいつも気になるんだよね。いつもはこんなに多くないからさ。相当のお客さんが来ないと店の経営は厳しいはずだよね。お客さんが前を通るたびにどの店からも呼び声がかかる、客取り合戦でもあるよ。商品はカスタムで６８０円、スペシャルで１２００円ほどだね。１枚焼くのに１５分、たいらげるのに１５分、片付けにも結構手間と時間のかかる商売だ。お客さんが回転よく次々に入ればもうかるけど、そうでない暇な時も多いみたいだ。そんな時はお店を出るのが後ろめたかったりするよね。もう帰りたいから早く次の誰か入ってくれよって願ったりね。

ここは１９９９年にオープンしたんだけれど、当時は２５件ほどのお店が入居してたいそう賑やかだった。でも１０年たったらちょっとお店が減っていて残念だな。お好み横町の奥の方はガランと空いた元店舗も目立つよね。経営者や従業員は若い人たちがなぜか多くなっていて、みんな元気さはあるね。だからお客さんを集める努力を、みんなの知恵と工夫でやってほしいな。自分の店だけ有名になってもこの横町は沈んでいくよ。横町全体、ビル全体、町全体が魅力的にならないとね。帰るときに広場でお餅つきをやってくれてたよ。石臼に蒸したもち米を入れて、お客さんにも杵を次々渡して、掛け声と歓声と共にコミュニケーションが広がっていたね。つき上がったお餅はお客さんたちに振舞ったんだね。ちょっとうれしくなってまた期待感を持って来てみようと思ったよ。