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北九州 小倉 九州の日本橋でした

皆さんこんにちは! 寒い日が続いてますがお元気でしょうか(^^)

ご無沙汰してるうちにクリスマス、そして大みそかも目前ですね、あー忙しい(^^;)

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モモ:なーmomiji、先週は寒くって西日本でも雪が積もったんだよねー。

momiji:おおそうじゃ、実は大雪でひどい目に遭ったんじゃよ。

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特に山間部は積雪が多かったんじゃが・・・

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おかげで中国地方の電車や高速道路が、運休やら通行止めで大変だったんじゃ。

語り手:というわけで恐らく今年最後の記事になるであろう今回は、北九州へのちょっと変わった旅ですよ(^^)

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いつも広島から九州へは新幹線で行くのですが、今回は時間があったのとお金がなかったので(^^;)、高速バスに生まれて初めて乗ることにしましたよ。

朝7:30に広島を出発し、一路山陽道を西進し関門海峡を渡ります。

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関門大橋から巌流島を撮ろうとしましたが、太いパイプにほとんど隠れちゃいました(^^;)

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九州道の沿線はまだ紅葉が残っていますよね。

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九州道を(赤線方向に)南下して、小倉南インターでバスを下車(赤丸)するんです。10:30くらいでしたね。

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ずいぶんのどかなバス亭で下ろされたんですが、北九州市内行きのバス亭(オレンジ丸)まで歩くんです(^^;)

写真左のふたコブ山の下に見える白い建物までですね(^^;)

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階段を下りてって、田んぼの中を5~6分歩き・・・

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やっと西鉄バスの中谷営業所が見えてきました(^^;)

でもね、嬉しかったのは女性社員さんがとっても親切に、道案内や観光案内までしてくれたことなんですよ(^^)

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11時10分ころの西鉄バスで(オレンジ線に沿って)北九州市内に北上したんですよ。

目的は小倉駅の北方向、(緑丸の)国際会議場なんですけど・・・

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そうです、まだ時間があるしせっかく小倉に来たので(桃丸で)観光することにしたんですよね(^^)

この長い建物は、これですね「松本清張」記念館。

 

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社会派推理小説で有名な松本清張は、現在の小倉北区の生まれなんですね。

芥川賞を受賞した「或る『小倉日記』伝」や「点と線」、「ゼロの焦点」、「わるいやつら」や絶筆となった「神々の乱心」まで膨大な作品を残しています。その作品数は司馬遼太郎や吉川英治に並びます。

ここで驚いたのは、東京杉並区高井戸の自宅を移築した書斎や書庫であり、その蔵書は3万冊に及ぶことです!

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さて時間も限られているので、すぐ隣の勝山公園に向かいます。

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旧第12師団司令部の正門を過ぎると・・・

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コスプレ写真コンテストでしょうか、やってるんですね(^^)

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「風欄」っていうんでしょうか、いやいや「レオン」てヤツでしょうね(^^;)

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勝山公園の北東端に見えてきたのが小倉城ですね。

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白くてなかなか立派なお城ですね。珍しい「唐造り」だそうですが・・・

4階と5階の境目(破風)がなくて、5階の方が広がっているようです。

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小倉城は丹後の国、宮津城から入国した「細川忠興」が初代小倉藩主として1602年に築城したものです。

父はソニックマイヅルさんで有名な「細川幽斎」(^^)です。

妻は有名な「細川ガラシャ(玉子)」で、「明智光秀」の娘です。大変な美人でキリスト信者でしたが、「石田三成」の人質を嫌い自害、爆死した悲劇の人でもあります。

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往時の小倉城下のにぎわいを和紙のジオラマで表現してるんですね。

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1500体もの表情ある人形が圧巻です(^^)

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ここの有名なものとして5m近い虎の絵があるんですよね!

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これは雄の「迎えの虎」、すごく迫力があります(^^;)

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そしてこちらは雌の「送りの虎」ですよ。

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こんな躍動感ある大きな絵は他にないそうです。

小倉城が消失した1866年の寅年にちなんで製作されたそうです。

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他にも大名駕籠、からくりシアターなど見どころがたくさんありましたが、ワタクシが感心したのは「椅子式階段昇降機」ですね(^^) お年寄りや障害の方には嬉しいサービスではありませんか。こんなお城ってないですよね(^^)

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お陰で上階からの景色を眺めることができるでしょう。

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すぐそばには「リバーウオーク北九州」の大型複合商業施設もあるんです。

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それならばとそそくさと向かったのは「紫川」沿いの橋めぐりです。

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お昼なので何かつまんで行くものないかな・・・

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あったー! ワタクシの大好きな「梅ヶ枝餅」だー!

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焼き立ての暖かいのをほおばりながら川下に進んで行くと・・・

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見えてきました目的の橋ですね(^^)

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これは「常盤橋」といって珍しい木造の橋なんですよ。

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木造と言えば錦帯橋が有名ですが、ここはもっと素朴な味のあるものです。

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小倉の中でも、常盤橋を起点として唐津街道、長崎街道、中津街道が伸び、本州や瀬戸内海交通のかなめだったのですね。言わば「九州の日本橋」という言葉が思いつきました(^^)

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この界隈は江戸時代、参勤交代の本陣や旅人の旅籠が集中し、長崎出島からの外国文化も浪速や江戸へ運ばれ、たいそう賑わったのですね。

紫川には鴎外橋、石の橋、火の橋、海の橋など、味のある橋が並んでいるのですよ。

 

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さて出発から5時間半(^^;)、13時を過ぎもう時間がありませんので、セミナー会場へ急ぎます。

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国際会議場では「メディカルフィットネス」という高齢者の介護・認知症予防のセミナーが行われました。

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介護状態になる原因は、脳血管や認知症もありますが、運動器(筋肉)の低下が多いのですね。

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また認知症の予防にも食事や運動、社会的交流や知的活動が重要らしいです。

皆さんは果たしていかがでしょうか(^^;)

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というわけで、しっかりお勉強したあとは、北九州の友人たちと鍛冶町あたりにハシゴしたのは言うまでもありません(^^;)

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モモ:へーえ、今回は新幹線なら45分で行ける小倉に、高速バスと市バスで5時間もかけたお話なのかー。

momiji:イヤイヤそうじゃあなかろうよ、高齢社会を見つめたお勉強の話が珍しいじゃろうよ。

語り手:というわけで、毎度意見の一致しない二人なのでしたー(^^;)

相変わらずコタツで丸くなるモモですが、皆さん来年は良いお年をお迎え下さいね(^^)

 

 


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広島 安芸の宮島 あきないもみじ

皆さん、こんにちは! 小春日和って言っていいんでしょうかね、少し暖かいです(^^)

でも12月初頭は広島でも雪がちらつきましたから、これから油断禁物ですね(^^;)

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モモ:なーmomiji、今回は地元の宮島の記事なんだよねー。

momiji:おおそうじゃ、やっぱりこの季節は日本三景「安芸の宮島」の、秋の紅葉は最高じゃからな。

語り手:というわけで11月下旬に宮島にもみじ狩りに出かけてきましたよー。

犬は庭かけ回らずコタツで丸くなっておりますが・・・(^^;)

 

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世界遺産でもある宮島は、広島市内からは車で約30分、電車や船の便もたくさんありますよ。

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いったん赤丸の宮島口まで行き、そこからフェリーなどで緑丸の宮島港に渡ります。

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フェリーなら約10分で海上の朱色の鳥居が迎えてくれます。

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休日はとても込み合いますので、平日を狙って行ってみましたよ(^^)

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愛嬌のある鹿さんたちがたくさん出迎えてくれるんですね、ホッとする瞬間です(^^)

宮島の見どころはとてもたくさんあるのですが・・・

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今回は厳島神社までの参道の、お店をまずはご紹介しますね(^^)

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瀬戸内海の海産物と言えば牡蠣やアナゴ、鯛やタコが有名なんですけどね。

 

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牡蠣丼にアナゴ飯や鯛飯のお店もたくさんありますよ。 

牡蠣だけをしっかり味わうなら、こんな「牡蠣のどて焼き」はいかがでしょうか(^^)

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焼き牡蠣のお店ではTVの取材が来ていましたが、ああなるほど、左にあるのは珍しい「牡蠣グラタン」なんですね(^^)

 

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ちくわを焼いていますが、アナゴ、鯛、ちりめんやタコちくわですね。

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海産物の「にぎり天」を揚げていましたので・・・

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小腹のすいたワタクシがGETしたのは、アナゴ天と牡蠣天です(^^)

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参道の途中には、こーんなにでっかい「しゃもじ」が陳列されています。中学生さんと比べるとその大きさがわかりますよね(^^)

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この「鹿ちゃんソフト」は実物を見たかったのですが、黒いツブはチョコチップか黒豆かわかりませんが、「鹿の子まだら」かまさか「鹿のフン」でしょうか(^^;)

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神社参詣でのどが乾いたらこれですよね「厳島ジンジャー」(^^;)

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「佐々木八重子の店」では、楊貴妃のような有名なこの方が今回もお店を切り盛りされていました(^^)

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参道を進んでいくと、撮影スポットがあるんですね。

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宮島の大鳥居は海上に自重だけで自立しているんですよ(^^)

海上から船で鳥居をくぐって参詣される方達もおられます。

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はい、ここが海上に浮かぶ厳島神社の本殿ですね。平清盛のころの神社建築は寝殿造りです。戦乱の変遷の時代には大内氏ー毛利氏ー豊臣氏の庇護を受けることになったのですね。

さてそれでは、紅葉谷公園を目指してみましょうか(^^)

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早速見えてきたのは、もみじに映える五十の塔ですね。

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紅葉に負けない朱色は、ソテツのグリーンとコントラストを競っています(^^)

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いよいよここが紅葉谷公園の入り口です。

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紅葉がやたらめったら赤いではあーりませんか(^^;)

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橋の下がまたいいんですよね。

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清水の水面に映る紅葉がまた美しいんです!

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紅葉谷公園にはイロハカエデ、オオモミジ、ウリハダカエデ、ヤマモミジなど色んな種類があり、また個体によって色もさまざまなんですね。

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赤や黄色は一般的ですが、ダイダイというか肌色に近い種もあります。

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それはそれでとっても趣があるのですが・・・

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でもやっぱり真っ赤な紅葉に心惹かれてしまいますね(^^;)

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絵にしたくなる感動や気持ちもわかりますよね(^^)

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ボクちゃんだって、本当の紅葉狩りをしたくなっちゃうんですもの(^^)

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紅葉谷公園には約700本もの木があります。天を覆い尽くすっていう壮観さですね!

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上空だけじゃなくて、池の中にも「モミジ魚?」はいたんですね。

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散策しながら紅葉をめでるのもいいのですが・・・

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茶席で食事やお茶を楽しみながらというのもまたいいのです。疲れますしね(^^;)

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毎年来てもアキナイ紅葉、さて少し引き返してあるスポットに行ってみることにしました(^^)

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それがここなんですよね。ワタクシが宮島で一番気に入ってる絶景ポイントです(^^)

「塔の岡」茶屋の近くなんですよ。

ついでにこの岡下にあるもうひとつお気に入りをご紹介しましょうか(^^;)

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名物の「もみじまんじゅう」はみなさんも食べたことありますよね(^^)

焼き立てが美味しいんです。

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最近はころもを付けて揚げた「揚げもみじ」もあるんですね。

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つぶあんのおまんじゅうも美味しいのですが・・・

ワタクシがお勧めしてみたいのは・・・

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焼き立てホカホカ、「皮むきさらしあん」のもみじまんじゅうなんですね(^^)

甘いあんがとっても細やかで舌触りがなめらか、食後に皮などが残りません。

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製造元の「坂本菓子舗」さんでは、北海道産のあずきを蒸して、一粒づつ皮をむいてるんですって(^^;) アキナイとは言え心にまで美味しさが沁みますよね(^^)

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モモ:へーえ、宮島は海産物も、紅葉も、おまんじゅうも全部美味しそうだったよねー。

でも2000円以上のアナゴ飯や牡蠣飯にはダルマさん(手が出ない)だよねー。

momiji:そうじゃろ、地元の皆さんが懸命に文化を守っておられるからなんじゃな。

でもお前さん手が出ないんじゃなかろうよ。

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語り手:寒いので、やっぱりあったかいコタツやお布団で丸くなるモモなのでした(^^;)

今回もご無沙汰のうえ、長文・乱筆失礼致しましたー(^^;)


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